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叱らない育児には、5つの原則を知ろう。

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叱らない子育てを実現するには?

どうも、パパっこパパです。

どうしても子供を怒ってしまう。怒りたくないのにイライラしてしまい、つい。ポジティブな言葉をかけるよう努力しているのに、叱ってしまう。など、子育てをしているとどうしても「怒り」「叱り」に関する悩みは尽きないですよね。

今回は、そんな悩みを解決する糸口を与えてくれる本、石田勝紀さんの”子どもを叱り続ける人が知らない「5つの原則」”についてのレビューを書いていこうと思います。

このレビューを読んだだけでもある程度理解はできるように書いていきますが、気になる方はぜひ購入して読んでみてください。より詳しい内容が書いてあり、何度も読み返すことでその時々の問題点に気づかされてくれると思います。

どんな人が読むべき?

小中学生の親御さんの悩みを「5つの原則」に基づいて解決、解説している本ですので、基本的には小中学生のお子さんを持つ親御さんが読むと、とてもためになると思います。

もちろん、もっと下の幼稚園児や保育園児、乳幼児の親御さんが読み、原理を知ることはとてもためになると思います。

しかし、基本的な解決方法が話し合いであったりするので、本を読んですぐ実践!といった感じを求めているのであれば役に立たないかもしれません。

原理を知り、今後の育児に役立てたい場合は、全年齢。今すぐ実践して役に立てたい場合は、小学生以上のお子様を持つ親御さんが読むのをお勧めします。

5つの原則ってどんな事?

こちらの本は、東洋経済オンラインで一日で150万PVをたたき出した、大人気の子育て記事を書籍化したものです。

オンラインの記事では「3原則」をメインに記事を書いていらしたようですが、この本では2つ追加して、「怒らない」「叱らない」ための「5つの原則」を説明しています。

5つの原則は次のような感じでした。

  1. 子供は自分と違う。子供であっても価値観やパーソナリティーは異なる。
  2. 強制されたことはやらないし、やっても形だけになる。
  3. 人には最低でも3つの長所がある。
  4. 親の成長は止まっているが、子供は日々成長している
  5. まず「諭す」。叱る、怒るは最終手段

この5つが石田先生が提唱する5つの原則です。パパっこパパの文に変えているところもあるので、オリジナルと完全に一緒ではありませんが、基本的な内容はこの通りです。

読者から寄せられた悩みに対して、この原則に従って解決策を考えたり、現状のどこが間違っている可能性があるかなどを説明しています。どの質問と回答を読んでもなるほど!と納得&目から鱗といった内容でした!

パパっこパパ的解説

パパっこちゃんはまだ3歳なので、パパっこパパ的には今すぐ役に立つなーといったことはあまりなく、小学生に入ったあたりでもう一度読み直したいなと思う内容でした。

しかし、パパっこパパ的にも「これは今の状態でも大切な心構えだ!」と思える内容はくみとれたので、それも含めて少し本の解説をしたいと思います。

まずとても重要なことは「親が変わる!」という事でした。

これは自己啓発系、組織のマネージング系などの多くのことに共通して言えることですが、「困っていることの根本は、見方を変え見つめなおすと、実は思っていたのと違うところにあった。」というような思いもよらない解決策を見出す方法です。

例えば

  • 「勉強をしていても集中力がない」→「勉強についていけなくなっている可能性があるので、簡単な問題からステップバイステップで今のところまで復習してみる」
  • 「プライドが高く、できなさそうなことに挑戦しない」→「プライドが高とは自分ができると思ったことは努力を人一倍するという長所。できなさそうという事も小さな成功体験をつませ、「得意なことできそうな事にしてしまう」などなど

ほんの少しの視点を変えるだけで、見えてくるものが違ってきて、それによって対応の仕方も変わってきます。そんな視点の変え方なども書いてあり非常にためになりました。

その他にも、

  • 自分手帳のすすめ
  • アンガーマネージメント(怒りのコントロールの仕方)
  • 自己肯定感の高め方など、

その時々のお子さんの問題に対応した解決策の糸口が、多くの実例を元に紹介されています。

パパっこパパの総評

この本をまとめるとこんな感じになります。

対象:小学生以上のお子さんを持つ親。もしくは原則を知りたい親。

内容:豊富な実例をもとに、5つの原則に基づいた視点の変え方と怒らない、叱らないための解決策を紹介。

こういった本は「5つの原則を知ったら、内容読む必要ないんじゃない?」と思われる方も多いようですが、その原理を完全に理解し、自分に応用するのは簡単なことではありません。

そんな時にこの本のような豊富な実例をもとにした解説は、自分の現状を見直したり、応用したりするのに非常に有効だと思います。自分に応用するって、原則だけでは意外とやりにくいんですよね。

困ったことがあるたび、年に1度など、ある程度定期的に目を通すことによって、思い出したり、新たな気づきを得られる本だと思います。

手元に置いておいて損のない本だと思いますよ。

パパっこパパでもこの本を読んで、自分なりに実践したり工夫した内容などを記事にしていこうと思っています。引き続きパパっこパパをよろしくお願いしますね!

それではみなさん、よい育児を一緒に楽しんでいきましょう!!

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